西出武史さんと空史(小4)君の親子 埼玉県朝霞市 9月18日~20日



父武史さんからのメッセージ

 親子フィッシング体験に参加して
 今回、親子フィッシング体験に参加するにあたり、次男と初めての二人旅となり、私も次男も親子の絆を強める良い機会となりました。
 出発当日の関東地方は雨で空港へ向かう頃には雷が鳴り、大粒の雨が
…. 渚滑川付近の天気予報も雨マークでしたが、紋別空港へ到着すると曇り!!雲は低く垂れ込んでいましたが、何とか持ちそうです。次男は出発前からカメラを購入するなど、大物のニジマスと景色の写真を撮影する事をとても楽しみにしていて、キャスティング練習も一生懸命やっていましたので、なんとか息子に大物を釣らせたい皆様のご指導とキャスティング練習のおかげ?で、
 次男も初日から大物のニジマスを釣り、二日目の午前中は私にも大きなニジマスを釣らせていただき、ありがとうございました。
二日目の川では、熊の足跡と糞を見つけて息子は感動し、自慢のカメラで写真に収めていたようです。
 三日目は短時間の釣りになりましたが、皆様のサポートのおかげで息子とエキサイティングな釣りを楽しめました。最後のやらかしはお約束と云う事で

 今回お邪魔した渚滑川、魚も多く、コンディションも素晴らしい事に感激しました。また、渚滑川とトラウトを守る会の皆様のホスピタリティも素晴らしく、とても楽しい親子旅になりました。次回は長男も一緒にお邪魔したいと思いますので、また宜しくお願いいたします。
 最後になりましたが、申込時からお世話になりました橋本様現場でお世話になりました扇谷様、佐藤様、山田様本当にありがとうございました。


息子空史君からのメッセージ

 お父さんとしょこつがわに釣りに行きましたぼくは、釣りがあまり好きではないけど、北海道にあるしょこつがわでの釣りは、とても面白かったです。
 一番面白かったのが一日目の一発目で出た46センチのニジマスです。なぜかというと、一発目だからびっくりしたことと、46センチというとても大きいサイズだからすごく引いたからです。
 ほかにも面白いことはいっぱいありました。それは自分でなげ、自分であわせ、すべて自分で釣った」魚が43センチぐらいだったことです。ぼくは、釣った時、[もっとでっかいの釣りたいな]と思いました。でも結局その日は43センチい上の魚は釣れませんでした。でもとても楽しい一日でした。
 次の日は、川を2キロも登ってとても足がいたくなりました。足はいたくなったけど魚は20センチぐらいのと40センチのが釣れました。20センチの魚は小さいのによく引きました。それで思いました。「しょこつ川のさかなはよく引くなー」って。
 最後の日もおもしろかったです。午前中だけの釣りだったけど、2ひきつれました。とてもうれしかったです。
3日間たのしくすごせたのははしもとさんたちのおかげです。ありがとうございました。


      























 

田端学さんと涼太郎(中2)の親子 神奈川県横浜市 7月18日~21日


父学さんからのメッセージ
 横浜の田端です。718日から21日までの四日間文字通り朝から晩まで私たち親子にお付き合いいただき誠に有難うございました。
 釣りだけでなく、歓迎焼肉パーティやタイイング教室などイベントも企画いただき本当に楽しめました。終わってみれば、あっという間の4日間でした。加えて、渚滑川のトラウトを守る会の扇谷会長をはじめ、たくさんの地元フライフィッシャーマンの皆様方にも、釣りテクの教授(私息子共々)を含め、厚く歓迎いただき、重ねて御礼申し上げます。
私自身は、毎年一回の初秋の北海道の釣り旅行(知床方面のカラフトマスが中心でしたが)を、いつも家族を置いて、友人たちと楽しんでいました。北海道の雄大な自然を満喫しながら、人の少ない釣り場で、大好きなフライフィッシングをするという至高の喜びを独占しておりました。
 中学二年生と小学校五年生の男の子を持つ父親としては、そろそろ映画「リバー・ランズ・スルー・イット」に出てきた釣り好き親子の様に、親子三人川で揃ってフライをキャストする姿に憧れ、実践したい頃合いでもありました。
 今回スマホ命の長男を、北海道旅行を前面に出して、誘ってみたところ、以外にも乗り気。父がはまっているフライフィッシングにも前から興味があったとのことでまずは一安心。滝上町に入ってからは、昼間はフライフィッシング三昧。
 最後にイブニングをやって、ホテルに帰り、温泉に浸かりリラックス。おいしい食事と私はビール、息子はコークで釣り談義(釣りの話題以外にもヒグマの話や部活や塾の話など、普段では得られない、たくさん会話を持つことができました。)。釣りの話としては、ガイドをしていただいた橋本様をはじめカメラマンの方、DVD撮影の方と一緒に釣り上がり、緊張もしましたが、早々と型の良いヤマメが釣れたことでリラックスできました。
 川の状態は、渇水で、必ずしも良くありませんでしたが、ライズもあり、いくつかのポイントでは、ドライフライでライズをとる釣りを堪能し、45センチ程度を筆頭に何匹かはリールの逆回転音も聞けて、コンディションの良い立派な尾びれの虹鱒のファイトも十分楽しめました。川には、50センチは優に超えていそうな大物も多数確認できました。次回釣行時には遊ばせていただきたい思います。
 良い釣り場、いわゆるコンディションの良いトラウトが数多く釣れる釣り場は、北海道には、まだ、他にいくつもあるかも知れません。しかし、地元の有志の方々が、釣り場を愛し、積極的に守っており、いつでも気軽に迎えてくれる暖かい川は、私は他に知りません。渚滑川はそんな特別な川だと私は認識しています。次回は今回参加していない妻と次男坊も連れて渚滑詣出したいと思います。できれば早々に!

息子涼太郎君からのメッセージ
橋本様、渚滑川のトラウトを守る会会長扇谷様をはじめ滝上町の釣り好きの皆様へ
楽しい時間をいただきありがとうございました。フライフィッシングのキャスティング練習や実際の釣りを手伝ってくれて、歓迎バーベキュもしてくれて、マイナス20度(紋別流氷館にて)の寒さも体験させてくれて本当にありがとうございました。虹鱒を釣る場所(自然も川も)が、とにかくきれいで、雄大で、魚を釣ることと同じくらい感動して、かつ、楽しい気分になれました。フライのキャスティングの練習は疲れたけれど、少しづつ上達していくことが実感できたし、虹の橋のポイントでは、たくさん虹鱒を釣ることができて、楽しかったです。自然相手にこんな楽しいことがあるとは知りませんでした。また、フライフィッシングをしてみたいです。神奈川県ではなく、北海道滝上町の渚滑川で!
追伸 父は、横浜に帰って以来、サクルー川沿いに住んでいる扇谷会長みたいな生活を夢見ています・・・・・・。


     

遠藤英昭さんと知(小5)君の親子 埼玉県さいたま市 8月7日~9日

父英昭さんからのメッセージ

 小さかった息子も小学校5年生となり、身長も150センチをようやく超えました。これならフライフィッシングを本格的に始められると丁度思っていた矢先に今回の親子フィッシング体験の企画を知りました。難しい釣りなのではじめが肝心、最初の釣りで釣果ゼロだとテレビゲームなど沢山の娯楽がある今の子供のこと、二度と関心を示さないおそれもあります。
 息子の本格的なデビューは、なるべく釣れる確率の高い場所ということで、北海道や東北を漠然と考えていたので、渚滑川とトラウトを守る会(以下、守る会)の皆さまからのお誘いはまさに渡りに船でした。
 出発前日に守る会から、1週間ほど前の大雨で、川の濁りがきつくあいにくのコンディションとの連絡をからいただいていましたが、釣り始めて20分で早速、ヒット。息子も守る会の皆さまからマンツーマンの手ほどきを受け、しっかり釣りあげてくれました。初日にして、釣果ゼロの心配はなくなり、息子も大いに満足してくれました。これで最初の体験でフライフィッシングをなげだしてしまう心配もなくなりました。
 
2日目午前はなるべく濁りの少ない場所ということで、やや上流での釣りとなりました。魚のサイズは小さいものの、関東の渓流では体験したことのないような魚の数で、多いに満足しました。釣れたニジマスも再生産されているのか、透明度の高い美しい魚ばかりでした。午後からはやや下流に場所を移し、大物にチャレンジしました。濁りのせいもあり、なかなか厳しい状況でしたが、その分、守る会のメンバーから数多くのアドバイスを受けることができ、これまでの自己流では気がつかないコツを習得できたようにも思います。そして日没間際にようやく40センチ近くのニジマスをあげることができました。これまで体験したことのないような引きの強さで、最初は根がかりしたものと思ったほどです。
 
滞在最終日の3日目は僅かな時間の釣りとなりましたが、地元NHKの取材も受けました。テレビ撮影中に大物をと思った瞬間、強力な引きの魚がかかりました。テレビ的に良い絵が撮れたと思った途端に手ごたえがなくなり、見事にノットのところから引きちぎられてしまいました。
 
3日間の滞在で、数十センチのニジマスを釣り上げるという成果はありませんでしたが、息子は早くも来年の夏にまた来たいと言っており、一番大事な目標は達成できたようです。


息子知君からのメッセージ

埼玉では感じられない興奮やワクワクが北海道では感じられました。一番印象に残ったのは自然です。アブとかガなど苦手な虫も、よく見えない小さい虫も沢山いて、おどろきました。つりに行くときには、普段見かけない動物がいたり、川の近くでは動物の足あとを見つけました。そして、川に近づくために、やぶの中を通ったりして、都会の暮らしではできない経験をしました。
 次は、魚がつれた時のことです。埼玉ではつれないような大きな魚がつれて、力が強く何回か逃げられてしまいました。でも、何度か逃げられたけど、つれるまであきらめないでねばり強くがんばったので、つれた時には気分がとてもよかったです。つれた魚はとてもきれいでした。
 
NHKのテレビの取材も受けました。思わぬアクシデントで小型カメラでのさつえいになってしまいましたが、初めての体験なので、緊張しました。でも魚をつったところを撮影してくれてうれしかったです。
 
もう一度、自然やつれた時の気持ちを味わいたいので、また行きたいです。



     

杉本竜之さんと光(小6)君の親子 埼玉県桶川市 7月25日~28日

父竜之さんからのメッセージ

 小学校6年生の息子との4日間にわたる渚滑川での釣り旅は、正真正銘の一生の思い出になりました。夏場のプールを利用しての管理釣り場しか経験のない息子でありましたが、守る会の皆様の懇切丁寧なサポートでフライフィッシングを充分に楽しむことができました。   初日、大雄橋から入ったのですが、最初の印象は、流れが重く、正直、大丈夫かなと思いました。こんな大きな流れを釣ったことは、今回で2回目ですのでとても不安がありました。今回の釣りでは、ドライで勝負しようと決めていました。フライには出るものの、フッキングできなかったり、掛かってもバラしたりの連続でした。全ては、フライの流し方によるものでしょう。もちろん、そもそもの原因はキャスティングだと思います。これは今後の大きな課題です。
 大雄橋、虹の橋、鎮橋、サクルー川、七曲などの代表的なポイントを案内していただき、たくさんのチャンスを与えていただきました。私としては、手前の流れの回避などのキャスティング・メンディング技術、そして、出たときのあわせ方などの技術・経験不足から考えればその釣果は当たり前と思いますが、そこは釣り人の性でしょうか、もっともっと釣りたかったのが正直なところです。フライには出たけれどフッキングしなかった魚、フッキングしたけれどバラした魚、きっと大きかったんだろうなと悔しさいっぱいです。
今でも、あのバシャとかピチャと出た魚、ボコッというライズ音、その時の光景や音が頭から離れません。「あーあ、とりたかったなあ」といところです。これまで一緒に釣りに行った仲間が釣るのを見て、一瞬嬉しくなりますが、やっぱり悔しいものでした。次は、何としても自分が、なんて思ってしまうものです。
 しかし、不思議なものですが、息子が釣るのを見るのは、自分が釣った時と同じか、それ以上の悦びがあるものです。息子が釣っている勇姿をみるのは本当に幸せに思いました。でも、息子は、「お父さんが釣ってもうれしくない、自分で釣りたい」と言います。手を添えてキャスティングを手伝ってやっても「もしこれで釣れても、僕が釣ったことにならないあ」と言います。まあ、一人のフライフィッシャーになってきたということでしょうね。これも、嬉しいことなんですね。
 
4日間の釣り旅を振りかえると、悔しさもたくさんあるのですが、本当にきれいな魚をたくさん釣れたこと、渚滑川の虹鱒の強い引きを楽しめたこと、本当に夢のようです。 生意気を言わせてもらえば、渚滑川には大きなきれいな虹鱒をたくさん釣るという、忘れ物をしてきたなあと思っているところです。渚滑川の釣りを意識して、釣りの技術を磨いて、いつの日か、その大きな忘れ物を息子と一緒に取りに戻りたいと思います。 渚滑川とトラウトを守る会の扇谷さん、橋本さんをはじめ、この珠玉の釣り旅をサポートしていただいた皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

息子光君からのメッセージ


 「帰りたくないな」と、最終日の釣りが終わって、大雄橋を後にする時、父に話しました。そのくらい楽しい4日間でした。
 
1日目は、着いてすぐに着替え、釣りに行きました。川でのフライフィッシングは、初めてだったのでドキドキしていました。その日は、守る会の佐藤さんと虹の橋に行きました。ニンフの釣りを始めてすぐに、アタリがあり釣ることができました。まずは、一匹釣れたのでホッと安心しました。そして、ドライでもたくさん釣ることができました。佐藤さんには、たくさんのことを教えていただき、そして釣ることができたと感謝しています。
 その日の夜は、みんなでバーベキューをしました。外でのバーベキューだったので、虫や蛾がいっぱい飛んできてすごかったです。「クワガタいないかな」と独り言を言っていたら、クワガタの話で盛り上がって、夕食後、佐藤さんがクワガタ探しに連れて行ってくれました。残念ながら、残骸しかなくて、がっかりでしたが、行く時は、釣りと同じくらいワクワクしてました。
 
2日目は、サクルー川に行きました。釣れたら大きいぞ、と言われていたので、最高にドキドキしました。ニンフでかかったけれど釣れませんでした。その後、16線に移動しましたが、釣れませんでした。なんとか釣りたかったので虹の橋に連れていってもらいました。ライズしていたのでそれをねらったら、30cmオーバーがでました。目標にしていたのでとてもうれしかったです。
 
3日目は、佐藤さんに連れていってもらいました。今日の目標は、35cmオーバーです。ポイントについて早々になんとドライで38cmを釣ることができました。引きが強くて、とてもうれしかったです。次の目標は、40cmオーバーです。その後、移動して16線にいきました。そこでは、目の前に魚が見えたので、ニンフでねらってみたところ、35cmオーバーの魚が釣れました。休憩後、鎮橋に行き、支流との合流点で(キツネに会ったので、僕は、キツネポイントと名付けました。)ドライで念願の41cmを釣りました。これまでより、はるかに引きが強く、ちょっと緊張しましたが、佐藤さんの助けで何とかネットに入り、本当にうれしかったです。キタキツネにも会えて動物好きの僕には、これもうれしかったです。
 4日目は、名残惜しい最終日です。橋本さんといっしょに大雄橋に行きました。ドライで挑戦しました。なんとドライフライが沈んだとき食ってきました。35、36cmを釣りました。ヤマメも釣れて、これもうれしかったです。 ホテルに帰って着替えて橋本さんに空港まで送ってもらいました。空港に向かうとき、虹の橋や大雄橋、鎮橋など釣った場所を通るとき、涙が出そうでした。この4日間の釣り旅は、本当に楽しい素晴らしい思い出になります。父と一緒に、フライフィッシングが楽しめたこと一生の思い出です。
 渚滑川とトラウトを守る会の扇谷さん、橋本さんをはじめ皆さんやユッコに本当に感謝しています。いつかまた絶対来ます。待っていてください。そして、今度は50cmオーバーを釣ります。
この釣り旅をサポートしてくれた、守る会の皆さん、本当に楽しい四日間でした。ありがとうございました。

    

渚滑川親子フライフィッシング体験記

渚滑川では、フライフィッシングを主体にたくさんの釣り人が訪れ、ニジマス釣りを楽しんでいます。しかし釣り人はほとんどが男子が主体で、大人の男だけの遊びと思われがちです。しかし渚滑川での釣りは、どなたでも初めてでも地元の案内人の方がいましたら十分に釣ることが出来る川です。今は釣りも少しずつですが、夫婦とか親子、また女性だけのグループで楽しんでいるのが増えてきています。
渚滑川では昨年女性だけのメンバーでDVDを作成、今年は親子を対象に渚滑川でのフライフィッシング体験を実施し、モニターとしてお出でいただきました。
今の時代核家族とは言へ、お父さんは仕事でなんとなく忙しくしていて、お子さんと2人きりで、ふだんあまり話をしない事が多々あるとおもいます。でも同じ趣味を持った父と子が、北海道渚滑川という大自然の中で、1匹のマスをキャッチするために、一生懸命協力し合って楽しむ、そしてそれを手にした喜びを分かち合う、ふだん体験できないことが、この渚滑川は体験できる場所でもあります。
今回は4組8名の父と子に、お出でいただき渚滑川でのフライフィッシング体験をしていただきました。おそらく今回体験した家族も北海道という大自然を十分に堪能し、渚滑川でのフィッシングを通して親子の絆をさらに深めたことと思います。その4組の親子から体験メッセージをいただきましたのでご紹介いたします。
掲載順は、来町日時の順となっています